去年、新苗から精魂こめて育て上げた(私にしては)バラの苗が、
春を迎えてどんどん芽吹くはず・・・だったんですが!!!!
私の失態で、1年かけて育てたバラが成果を実らせる事ができるのかどうか
危機的状況にあります。
1つ1つのバラについては詳しく記事にしたいなぁと思っているのですが
まずは薬害についてざっと書こうと思います。
3月。
私がバラのバイブルとして選んだ本「ローズレッスン12ヶ月」に
3月から黒点病やうどん粉病は活動を始めると記載されていたのをみて
オルトランをまきつつ、スプレー式の薬剤を元気に芽吹いているバラにかけました。
まずは、薬剤を散布する前の「しのぶれど」。
柔らかな緑の葉がふさふさと育っていてわくわくしていましたが・・・
散布後。
根元がうっすら、色が抜けてきて。多分この頃は異変に気付いてなかったと思います。
あれ?と思い始めたのはこの頃。
明らかに芽がしぼんできまして。え?え?水枯れ?いやいや、鉢の土は湿っているし・・・
原因がわからず検索すると、症状が「薬焼け」に似ている事に気付きました。
どうしよう、どうしよう
なす術もないままどんどん枯れていきます・・・
気付いたら、細い方の枝が黒ずみ・・・
太い方の新芽もすべて枯れ果てました・・・
でも薬やけでここまでになるとはどこにも書いていなくて。
でも、薬さえまかなかったら、こんな事にはなってなかったと思うし。
本当にイキイキ元気だったので。
そして今。
ひょっとしたら、薬焼けがきっかけの病気?と思い、黒くなった枝は切りました。
この太い方も切り詰めた方がよいのだろうか・・・と思いつつ
悲しくて悲しくて
1年、ずっと育ててきたのに・・・やっと春が来て、たくさん新芽も出て、
数ヶ月でたくさんお花を咲かせてくれるんだって思ってたのに・・・
もう自分のおろかさに腹が立って悲しくて・・・
被害が一番早急に出てこんな風になってしまったのは「しのぶれど」だけなんですが
他の「ピエール ド ロンサール」「パシュミナ」「ブルーフォーユー」も同じように散布したので
やっぱりじわじわと影響が出ていて、今はそれが一番心配なのです。
散布直後。まだ葉があります。
現在。
そもそもブルーフォーユーは太い右の枝に栄養がとられているような状態でしたが
細い枝ばかりの左側の芽が黄色く枯れて葉が落ちて、寂しい状態になっています。
それでも健気につぼみをつけていますが。
ひょっとしたら、右側の枝は全部選定してしまったほうがよいのではないかと
悩んでいます・・・
しのぶれどみたいに、黒く枯れていくんじゃないかと・・・
パシュミナ。
元気に見えますが、確実に何かに蝕まれています。
ただ、芽の根元がしのぶれどやブルーフォーユーと違い、
太いせいか、まだまだ葉は赤く元気な状態ではあります。
そして心配が要らない様子の「ピエール ド ロンサール」。
これは葉の色も赤くててかてかしてるし、何より芽吹きの勢いがすごくて
黄色い葉もちらほら見られてますが、どってことないわ!って感じで
どんどんつぼみをつけてます。この子はほんとすごい・・・つるバラって強い・・・
しのぶれどはもう今年は駄目としても、ブルーフォーユーとパシュミナはなんとか
がんばってほしい・・・!と祈るような気持ちです。
ちなみに、この症状が薬枯れだった場合、原因は、3月のからっからのバラの状態に
薬剤をまいたことで、ものすごくダメージを与えてしまったようです。
薬剤をまく前に、必ず水をたっぷりあげて、1時間以上あけてから薬剤を散布するのが
正しかったようです。
うううううう、もう来年は絶対に!!薬まかないんだから!!!涙涙涙
でも、どうしてパシュミナは平気だったんだろう?
葉の種類からして違う感じはしますが(赤っぽいてりてりの葉は強いのかなと思います。)
パシュミナだけ、素焼きの鉢なんですよね。
水をあげてなかったのは、パシュミナも同じ条件だったのに、と思うんですけど
ひょっとしたら素焼きの鉢だけいつも湿っていたので
割とパシュミナは水分が貯まっていて、強いダメージを受けずに済んだのではと思っています。
皆様もお気をつけください・・・