(1)のつづきです。
全然価格交渉をする気がない印象にがっかりの私。
やっぱりなぁ、手数料あんまりもらえないから頑張らないのかしらとか
色々考えたり・・・
んで、このAさん、こちらから何か聞かないと何にも答えない方で
今回そもそも探している土地の価格と、自分たちが組めるローン・頭金で
注文住宅は建つのか?という疑問もあったりしたので
正直に
腹を割って
うちの世帯年収、
ゴウくんが両親の連帯債務者で、銀行から希望の融資額がスムーズに借りられないこと
頭金や借りたい金額のことを話しました。
すると、Aさん。
「だったらフラットがいいんじゃないですか?」
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
フ、フラット・・・だと?
私の中でフラットといったら
もうどうしても銀行から借りれない方が、最後の頼みの綱として借りる
高金利の固定ローン、というイメージだったんですけど
あっ・・・、私たち、ひょっとしてそんなに、
もう最後の手段を使わないといけない状況なんですかね・・・
で、でもT不動産から私との名義もあわせてのローンできるかも?の
話もあって今某銀行で調整中ですけど・・・
でもAさんはどうにもフラット推しで
「フラットって悪くないですよ。建物もしっかり検査しますからね。」
・・・・。でも金利高くない??
「固定には固定のよさがありますから」
・・・・・・・・・・・・・。
そしてフラットでローンを借りた場合の購入可能金額を話しはじめました。
「まずですね、諸費用に絶対250はかかると思ってください。
エアコンとか買いますよね?
にぃさんの頭金はそこで250に減ります。
フラットで3000借りますよね?そしたら3250しか出せません。
3250で物件を探そうと思うと、○○市の○○ですと、よく建売がでますよ。
建売もいいですよ?建売は一括にメーカーが材料を仕入れるので・・・」
ああもう知ってる知ってる、建売がどうして安くで建てられるのかなんて
百も二百も知ってるわ!!
ブルータス、お前もか、じゃないけど
どいつもこいつもふらんすも!一言二言目には建売建売、
わたしゃ!!!注文で!!!!建てたいんじゃーーーー!!!!
とおし黙ってしまった私。
Aさんはそんな私の気配に気付いてるのかいないのか
持論を展開します。
「もしですね、注文で建てようと思ったら、土地以外にどんなにローコストでやっても
1700は見てください。で、そうなると土地は1500くらいのとこになります。
1500でまともな土地というとですね・・・○○市とか○○市くらいまでいかないと
無理ですね。」
・・・・。
あらやだ私今日何しに来たのかしら。
2000以上もする土地なんて見に来ちゃって
ほーんと貧乏人がごめんなさいね、
Aさんの貴重なお時間を無駄にしてしまって・・・
・・・・・・・・・・・。
と今度はいじけてひねくれる私。
頭の中に、昨日まで書いてたおうちノートの間取りが浮かびました。
お風呂の位置がここなら、トイレはここにつけて。
畳の部屋は無理でも、ウォークスルークローゼットはつけたい。
とか色々考えて、ノートに切り貼りするために、気に入ったお家の画像を印刷したり
そんなことしてた自分って本当にバカみたい・・・
と思ったら今度は涙が出てきそうになりました。
(よわっ)
やっぱり無理なのかしら・・・
貧乏人には建売しか無理なのかしら・・・
そもそもなんでゴウくん連帯債務者なのかしら・・・・
いや、そこは問題じゃないのか・・・
と思ってたらいつの間にかAさんは世間話をしていて
私は「そうですね~」「そうですか~」「そうなんですね~」を
へぇ~ボタン(ふるっ)のように繰り返していて
いつの間にか待ち合わせをしていた駅に到着していました。
あーもう帰りたい。深い洞穴掘ってそこで体育座りしてたい・・・
と、もはや33歳2人の子持ちの女とは思えないいじけた精神状態で
さっさと車を降りました。
「それではですね」とからり!と最後の最後ですごくさわやかにテンション高くAさん
「希望エリアに購入可能な物件をいくつか探してきますから!!」
・・・・・。
それって建て売りだよね・・・別にもう結構です・・・
と思いつつも
「そうですか、助かります~よろしくお願いします☆」
と外面だけは異常にいい私。にっこり笑ってAさんの名刺を受け取り。
内心号泣してますけどなにか。
あああああもう家なんていらねえええええ
うそうそ!ほんとはほしいいいいい
注文住宅が欲しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい 涙
もう建つ気がしないよ~!!!!!!!