お盆は私の実家、九州へ帰っておりました。
T工もK不動産もお休みで、特に家の動きはなし。
お盆明けに様々な提案について可能か不可能か、の話がある予定です。
さて、実家の話。。。
私の実家は私が家を出た後に建てられたもので、全然私自身思い入れはありません。
それももう既に10年以上が経過。
特に何も感じる事のなかった実家宅なのですが、家を建てるとなって
知識を入れた後で自宅をしげしげと見ていると、自分の家って、お金がかかってる
(というか、建売や工務店標準よりはという話w)のだと初めて気付きました。
私の父は大工で、それなりにこだわりをもって建てたとは聞いていました。
でも、全然家なんて興味のなかったあの頃20代だった私、
なーんだ、リビングにも玄関にも吹き抜けもないし、ほんと普通の一軒家じゃん、
という認識でした。
が、今帰ってみると、壁は腰までの高さは板張りをしてあったり、
和室はしっかりと太い柱を見せて使ってあったり、
リビング、台所は建具屋さんにしっかり造作家具を作ってもらっていたり
2階にはちゃんと洗面所もあるし、風も通るように北と南に窓がちゃんとあるし
今更へーーと感心。
何より驚いたのは、建築後10年以上経って初めて気付いたのですが
LDKだけ腰の高さから上が珪藻土だったということ。(下半分は板張り)
「ええ!お父さんこれ、珪藻土なの?!」
塗り壁風のクロスだと思ってたのですが、父が珪藻土を塗ったのだそうで。
「あの頃は珪藻土は主流じゃなかったとよねー。」と父談。
まさか自分の家が珪藻土だったとは・・・しげしげと10年経過した珪藻土の壁を
見ましたが・・・なんか思ったより素敵じゃない。
意匠的なのを期待するなら珪藻土より漆喰、と何かで見たんですが
確かに珪藻土っておしゃれではない・・・
10年経過しているから?アイボリーというかクリーム色というかうっすら黄色くなってて
ざらざらちくちくした手触り。(こういうタイプのものだったのかな?)
「珪藻土は調湿機能がある」のが大きな利点だと父もゴウくんも説明してましたが
実家にいてそれをはっきり認識したり実感した事って全然なくってw
まーあってもなくてもいいのかな、と思ったり。。。
その割には結構施工費高そうだし、それなら仕分け対象かもしれないな。
と思ったという話でした。