先日K不動産から帰った後、ゴウくんとけんかになりました。
ゴウくんは読んでいた住宅のチラシをバサっとソファーに置いて
「だめだ、だめだ。こんなん見つかるわけないよ。
家なんて無理だよ。」
と言い出しました。
なんだよいきなり。。。
「大体、来年の6月に引渡し、しかも住みたい方角も固定されてて?
んで、やれ今度はトイレの位置がどうとか言われるんだろ?
そんなの見つかるわけないじゃん!!!
どれか妥協して現実を見ない限り無理だよ。」
・・・・・・・・・・・・・・。
私は呆然としてゴウくんを見つめていました。
何 を 言 っ て る の こ の 人 今 更。
そう、この戦いに勝ち目はないのよ。。。
前から言ってるでしょ、これはとても苦しい戦いになるって。
と心の中で思いましたが、占いに興味のないゴウくん、
どうも、この方角であれば「6月までに」引っ越せばOKだと勘違いしてたようです。
「違う、違う。引っ越すのが、この方角で、来年の6月なの。
違う時期じゃダメなの。」
「この建売は今年の12月引渡しでしょ?半年も住めないのに買えないでしょ。
それに、トイレが鬼門だよ。」
だの言ってたら、どうやらようやく、私の占いキ○ガイぷり(とゴウくんに言われた)に
気付いたようです。
「あーあ、もう俺、二度と不動産屋に行かないよ。
にぃがいいと思った家があったら、俺を呼んでよ。
もうほんと疲れたよ、二度と行きたくないし、見つかる気もしない。」
「あのねぇ、でも私がいいと思った家を見せても、あんたがダメだしすることも
あるんでしょう?」
「当たり前だよ!」
「だったらいっそ一緒に見たほうが良いじゃないの。
そもそもゴウくんはっきり自分の希望を言わないじゃない。」
「俺の希望なんて通らないだろう?そもそも俺が希望している土地でもない。
まずはにぃの希望が通らないと、俺の希望なんて無理なんだよ。」
・・・・・・・・・・。
うん、まぁ確かにね。。。
「俺だって楽しく家探ししたいよ、でも、無理だよ。
こんなわけのわからない制約があってさ、
どうやったら楽しく家探しなんてできるんだよ。」
150%正論だったので、私は黙っていました。
「もし、にぃのいう完璧な方位に完璧な時期に、希望の家が見つかっても
俺は絶対そこが気に入らないと思う。
絶対日当たりも悪いだろうし、土地も狭いんだろう。
俺も全然協力してないし、家に愛着なんてわくわけない。」
たまに、サイトで占いにばかりこだわって家族が崩壊してしまって
本末転倒、という話がありますが、まんま、そうなりそうな雰囲気に
「これはやばい」と思いました。
「ごめんね?でもね、私、占いどうしても気になるの。
それに、これを完璧に叶えられたら、私絶対、ポジティブに生活できるし
何より、ゴウくん、私あなたにとってアゲマンだったでしょう?」
「・・・・・・・・。」黙るゴウくん。
私自分で言うのもなんですが、過去付き合った男性(数少ないけどw)
皆すごく運が良くなったのです。
パチンコ好きなろくでなしwと付き合った時は
「にぃと付き合い始めたらすごい勝つようになった」
といわれ、よく欲しいものを買ってもらったりしました。
でも私自身が幸福で運がいい女なのかと言うと、別にそうでもないと言う。。。
ゴウくんは私と同棲・結婚生活合わせて6年目ですが
自分のやりたいことをやる!といって退職し、今なんやかんやでそれなりに
成功しています。
バイト暮らしだったり無職だった時は私の貯金で支えてもいました。。。
多分、そういう運のよしあし、みたいな曖昧なものであっても
なんとなく感じるところはあったのでしょう。(恩もあるよねw)
「うーん。。。」と黙ったので、私は畳み掛けました。
「ね?そうでしょう?
ゴウくんの成功は、ゴウくんの努力もそうだけど
私の協力もあっての事なんだよ。
私が一度だって、ゴウくんの人生の邪魔をしたことあった?
私はゴウくんにとっても私にとっても子供にとっても
ベストな方法をいつも選んでるって思ってるよ。
引越しって、家を買うってものすごく大きなことで、だからこそ、慎重になおかつ
運が良くなるように動きたいの。
絶対、方角と時期が良いときに動けばいい事が起きるよ。」
「たとえば?」
「・・・・・・・・うーんと。。。もっと仕事が増えてお給料が増えるとか」
「ええ?もうこれ以上働きたくないよ、出張も増えるよ?」
「えっ!じゃあ仕事の単価が上がるとか」
「うん、それならいいな」
ゴウくんの良いところは、すぐに怒りを忘れるところです。
「それにね、家族運もすっごく良くなるんだって!!
私ね、家で仕事をして、子供たちを保育園から早く迎えに行けるのが夢なの。
ゴウくんもそっちのほうがいいでしょう?
そういう生活できるようになるかもしれない。
まぁそのタイプの運勢が良くなるのは再来年の6月引越しなんだけどね」
私はまた地に足のついてない妄想を話し出して1人勝手に有頂天に。
「ふむふむ、そうかぁ」
とゴウくん。
「じゃあさ、再来年の6月のその方向だったら土地も安いし、
注文で考えた方がいいんじゃない?
来年の6月の方向は、土地高いし無理だよ。」
「ううーん、でもどうせなら早く引越しt」
「無理。絶対無理。にぃの希望の家が出ると思えない。
再来年だよ。それなら俺も好きな土地だし、文句ないよ」
ほえ~。。。。そうですか
ま、とりあえずゴウくんが前向きになったので、ちょ
っと良かった。
それにしてもゴウくんの言うとおり、本当に希望の時期に引渡し、とか
可能なんでしょうか。。。
ブログを読んでいても、何らかの突発的事情で
引渡しが1~2ヶ月遅れることはざらだったりする気がします。
再来年なら、その辺りコントロールもできそうな気がしますが、
まぁそんなことはとりあえず今考えても仕方のないことですね。